今回のツアー、ローラを巡る旅とはお別れ、今日は
ロサンジェルスに向かいます。
ホテルを５時４５分に出発するということで朝食も取る暇が
ありません。
早朝４時半に起きて出発の準備をしました。
ソルトレイクシティでロサンジェルス行きの飛行機に乗り換えです。
セントルイス空港で朝食を取らなければなりませんでしたが
これと言ったお店が無くウロウロ探した結果、スターバックスの
ようなお店でクロワッサンとコーヒーで済ませました。
このクロワッサンがとても大きかったので充分と言う感じに
なりました。
ソルトレイクシティまでは約３時間強の飛行時間です。
隣に座った女性から声をかけられ、乏しい英語で会話をしました。
その女性はセントルイスにいる息子さんに子供が生まれたので
会いに行った帰りで自分はソルトレイクシティに住んでいると
話してくれました。私はお婆さんになったのよ、と笑顔で
仰ったので
「わぁ、おめでとうございます！」
と言うと嬉しそうな笑顔を返してくれました。
降りる時に「良い旅を！」と言って下さったのでこちらも
満面の笑みを返しました。(^。^;)
ソルトレイクシティに着いたら雨が降っていました。
そこで少し時間があったのでブラブラとお買い物をしましたが
、これといって欲しいモノも無く、クランベリーのタフィを買い
ました。それは飛行機の中ですぐに食べようと思って。
飛行機に乗ったら隣にカウボーイハットをかぶった青年が
座っていました。最初からにこやかに声をかけてくれました。
飛び立って少ししたら黙って差し出してくれたモノがありました。
何かしら？と思ったらグリコのプリッツ抹茶味でした。
ちょっと驚いたので
「これは日本のお菓子だけど日本で買ったの？」
と聞くと
「これはボストンで買って来ました。これが大好きなんです」
とのお返事でした。
それで私が買ったタフィを良かったらどうぞ、と差し出すと
２つ手にとってすぐに食べましたがあと１つはどうしよう？と
いう顔になりました。
どうやら彼の口にはあまり合わなかったようでした。(^。^;)
それからもちょっとお話したりしているうちにロサンゼルスに
到着寸前です、何が起こったのか分からなかったのですが、
男性乗務員が隣の男性に声をかけて彼が「ＯＫ！」と言うと
２列前に座っていた女の子と席を取り換えたのです。
その男性はちょっと笑って首をかしげるように挨拶をして
移りました。
私の隣に移って来た女の子（ティーネイジャーだと思いますが）
は機嫌の悪そうな顔をして隣に座ったかと思うとどうやら私に
説明をしていたらしいのですが、私が呆気にとられているので
益々機嫌が悪そうな顔になり
「Can you hear me ?」
と言いました。私は(;￣ー￣)...ン? という感じになってしまい
ました。
それからさっきの乗務員が来てその女の子と色々話して
いるのを聞いていてやっと理由が分かりました。
隣に座っていた男性にしつこくしょっかいを出されたのです。
私はその男性がお酒を飲んでいるのを知って居たので
「彼は酔っ払っていたの？」
と聞くと彼女は堰を切った様に話し出しました。
酔っ払って彼女の腕を触ったりチョコチョコつついたりを
続けて彼女が窓の方を向いて無視してもずっと止め
なかったそうです。
それで我慢が出来なくて着陸寸前にもかかわらず席を
変わらせて欲しいと乗務員に訴えたのです。
そう言えば乗務員を呼ぶランプが点いていました。
「嫌な思いをしたわね、悪い男だわ」
と私が言うとホッとした様な顔をして話しかけて来ました。
「どこから来たんですか？」
「日本から来たのよ。あなたは？」
「ロサンゼルスです」
「それじゃ、帰るところなのね？」
「ロサンゼルスには何度か来ましたか？」
「初めてなのよ。チャイニーズシアターの前のスターの
手と足のスタンプを見に行く予定なの。とても楽しみ！」
「ああ、素敵な所ですよ」
とまぁ、つたない英語でこんな会話をしました。
その頃はとてもリラックスした様子でニコっと笑った笑顔の
可愛いこと！ まるで女優さんの様に綺麗な女の子でした。
その子からも「良い旅を！」と声をかけられ、最初に座って
いた男性からも同じ様に声をかけて貰いました。
心が温かくなる感じがしました。
飛行機を降りたら出口の所で女の子にちょっかいを掛けて
いた酔っ払いが添乗員に何か言われていました。
ああいう輩はこっぴどくやられた方が身のためです。
さぁ、いよいよロサンゼルスです。まずはハーバーへ。
潮風が爽やかで気持ちが良かったです。
ソルトレイクシティは雨でしたがロサンゼルスは綺麗な
青空が広がる晴天でした。
それからランチを食べにシーフードのお店へ。
とても人気があるお店の様でした。どれも美味しかったです。
食べ終わって出ようと思ったら添乗員のM部さんから
「○○さん、チャイニーズシアターで手形を見つけたい人が
いるんだって？」
と聞かれました。
「はい！ イ･ビョンホンです！！」
そこにロサンゼルスの案内をして下さるガイドさんもいらして
M部さんがそのことを伝えたので
「Lee Byung-Hun と英語では書きます。」
とここぞとばかりに答えました。(^▽^;)
そうです、今日のロサンゼルスではビョンホンssiの手形、足形を
見つけて手形に私の手を合わせて満面の笑みで記念写真を
撮るというのが最大の目的だったのです。(〃'∇'〃)ゝｴﾍﾍ
そのつもりで今日はちょっとオシャレをしたつもりでした。
それがあるチャイニーズシアターに行く前にサンタモニカが
見える所をブラブラと散策。
大きな青空のもと、大きな海が広がります。爽やかな風を
受けてああ、サンタモニカ、聞いたことはあったけどまさか
その地に来ることが出来たなんて、ととても感慨深く
思いました。
それから、これまた有名なロデオドライブ。元祖高級ブランド
スポットがロデオドライブです。
映画でも随分使われて来たと思いますが、記憶に印象的に
残っているのが「プリティウーマン」。ジュリア・ロバーツが
色々なお店に行くシーンがありました。
ああ、これがロデオドライブ、とこれまたちょっと感傷的に
なりました。
まさか、かの有名なロデオドライブに立っているなんて、
ホントにおのぼりさんです。(^。^;)
途中、ティファニーでオーデコロンでも記念に買おうかと
行ってみたのですが大瓶しかなく、とても私には使いきれ
ないわと思って諦めました。
結局ここでは何も買わず…。(^。^;)
それから名前が書かれたスターが並ぶハリウッド・ウォーク・
オブ・フェームにローラを演じたメリッサ・ギルバートのスターを
見に行きました。
その歩道には有名人のスターが並んでいました。
残念なことにとうさん役のマイケル・ブランドンのスターは
その傍の木が大きくなり過ぎて根の補修をしなければならず
スターは取り外されて保管されているとのこと、なんと
タイミングの悪いこと！
それからチャイニーズシアターに向かいますがその前に
アカデミー賞の授賞式が行われているドルビー・シアターに
行きました。
へぇ〜、この階段を有名なスター達が胸をドキドキさせながら
上るのね、などと想像しました。さぞかしきらびやかな場となる
のでしょうね。
そのビルからあの有名な HOLLＹWOOD の文字が見えると
ガイドさんが連れて行ってくれましたが小さくしか見えず
ちょっと淋しかったです。
さぁ、それからいよいよ待ちに待ったチャイニーズシアターです。
((o(^∇^)o))わくわく
その前にガイドさんには
「あ、言い忘れてましたけど英語ではByung-Hun が先ですから」
と念を押したりして…。(^▽^;)
チャイニーズシアターに着いてからはガイドさんの説明も
上の空、私は一人でビョンホンssiの手形を探しました。
ガイドさんの一通りの説明が終わって、ガイドさんが
「それでは６時まで自由時間とします。私は個人的に
探し物がありますので」
と仰ったので、ビョンホンssiの手形を探してくれるということ
だわ、と分かった私は一人、心の中でクスッと笑いつつ
感謝しました。
侑子先生、Ｍ部さん、ガイドさんも必死に探して下さいました
が見つかりません。どういうことかしら？と不思議に思って
いたところ、ガイドさんがその事務局に電話をかけて確かめて
下さいました。
なんと、事務局の言うことには、そのセレモニーは済んで
いるがプレートをはめる場所の特定がされていないので
倉庫に保管されている、ということだそうです。
セレモニーが終わって居ることはとっくに知っていますよ、
もう１年以上経つというのにまだそんなことを言ってるとは！
もしや、はめる気が無いのでは？とさえ思ってしまいました。
やはり、韓国人の男の子達が３人探していました。
誰だってとっくにどこかにあると思いますよね。
何だか体中の力が抜けてしまうようでした、へなへなへな。。。
でも、ガイドさんは精一杯努力して下さいましたし、侑子先生
もＭ部さんも一生懸命探して下さったのでとても有り難く思い
ました。
そこからバスでホテルに向かいました。今夜のホテルは流石に
シティホテルという感じでした。
お部屋に荷物を置いてひと段落したところで夕食に出発です。
徒歩で数分という場所で日本食です。
美味しかったのですが、沢山次から次と出て来て食べ切れ
ませんでした。
店員さんは日本人ばかりで色々お話もしましたが中には
１０年以上勤めている方も居ました。ロサンゼルスは住み
易いと仰ってました。
ホテルに戻ったらもう明日は帰るだけ、最後のスーツケースの
パッキングがあります。今回はあまりお買い物をしなかった
ので殆ど増えていないという私にしては珍しいことです。
いよいよ今夜が最後かと思うと淋しい気持ちになりました。。。
アルバムはこちらです↓
https://picasaweb.google.com/102776067269396173744/ooBQwF#
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